ブログ「子育て科学日記」すべての記事

子どもをみつめる

思春期に壊れてしまった子供たちとその家族を診ていて特徴的だなと思うのは、自分の子供の本質的な性格を理解できていない親が多いということである。愛情がない、とか虐待している、とかいうわかりやすいケースはむしろ少なくて、どちらかといえば、かまいすぎるくらいに子供のことをかまっていて、なにくれとなく世話をやいたり、習い事をさせたり、「子供のために」仕事をやめて家にずっといてあげたり、という親のほうが圧倒的…

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一粒の麦

新約聖書に書かれているたとえ話に、「一粒の麦」の話がある。同じ穂から落ちた麦のうちの一粒は道路に落ち、すぐさま鳩に食べられてしまった。またある麦の粒は石畳の隙間に落ち、芽を出したが根を張れず、枯れてしまった。しかしある麦粒はふかふかの土の上に落ち、立派に根を張って大きく実った・・という話である。この話を5歳ごろまでの臨界期の子どもの発達におきかえることができると私は考える。どんなに気の利いた教育(…

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早寝早起き朝ごはん

聖徳大学の鈴木みゆき先生のご著書のタイトルを拝借してしまったが、鈴木先生たちが主催しておられる早起きサイトhttp://www.hayaoki.jp/とその活動は目覚しいものがある。週末お会いして、ますます感銘を受けてしまった。子どもの睡眠リズムが日本で激しく乱れている証拠として、2歳児の平均就床時刻が午後10時以降の家庭が半数以上である、というのにも驚いたが、それよりも驚いたのが、日本の小中学生…

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イライラAさん、のんびりBさん

中学二年の不登校の子を持つお母さんAさんは「子供の務めである"学校へ行くこと"を放棄しているわが子の姿に心から腹が立ち、いらいらする。毎日毎日早く学校に行け、と文句ばっかり言っている」という。ところが、同じ中学二年の不登校の子を持つお母さんBさんは「最初はね、私も腹を立てていたんですけれども、だんだん子供が毎日いることになれちゃうと、一緒に昼のドラマ見てあーだこーだ言ったり、家事を手伝ってもらった…

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Holiday Season

昨日、すでに3割引!になっているクリスマスツリーを発見してつい衝動買いをしてしまった。。昨今はショッピングセンターなんかでも、ずいぶん早くからクリスマスモードになるようになった、と感じる。以前の記憶では日本ではせいぜい12月10日ごろからクリスマスツリーなんかが目立ち始めたような気がするのであるが。アメリカでは古くから11月の第三木曜日の「thanksgiving day」から年末までがholid…

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氏か育ちか

近々開催される講演会の打ち合わせで、テーマにしようとしていた「氏か育ちか」と言う言葉は中高生(講演会の聴衆)にとっては古いなじみのない言葉で、ピンとこないのではないか、と言う意見が出た。たしかにそうで、「氏」なんて使っているくらいだから、この言葉は相当古いものであることは間違いないのであろう。しかし良く考えれば、この内容は、現在の科学の粋を集めて(私を含め)取り組んでいる命題そのものであって、昔の…

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脳とこころの子育て

やっと念願の著書が完成! 「脳とこころの子育て」。バクゼンとしたタイトルではあるが、脳を育てること、それこそが心を育てる、そしてヒトを育てるということである、という考えからつけた。 子どもに広がる心の病気、それは脳を意識した回りの対応によって多くの場合、回避されたりよくなったりする可能性がある。そんなことを少しでもわかってもらえたら嬉しいと思っている。

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