ブログ「子育て科学日記」

野球を習わせる?

巷で盛んなお稽古事ですが、近頃は「今度野球を子どもに習わせようと思って」なんて言っているお母さんもいるようで。なんかおかしくないですか?野球って習うものでしたっけ?私たちが子どものころには、物心ついたころから男の子は草野球をやっていたもんでしたよね。ちゃんとしたバットや球がなくても、「見立て」で木の枝とゴムボールなんかでもOK、そこらじゅうの路地は野球少年であふれていました。まあ、それはそれとして、前述のお母さん、、「習わせようと思って」って子どもの意思はどこにあるのでしょうか?子どもは本当に野球をしたいと思っているのでしょうか?お母さんたち、お願いだから子どもを見てって本当に言いたくなります。自分の子どものあるがままの姿をじっと見る。劣っているところも、もちろん優れているところも、あるがままに見る。認める。もし、他の子と比較して(それもホントは良くないよね)野球がとっても苦手そうだったら「野球ができないから習わせよう」じゃなくて「野球のどこが(投げるとか打つとかチームプレーとか)苦手なんだろう」とじっと見る。苦手なところを伸ばせるような練習を考える、アドバイスしてあげる。それは親にしか出来ないことなんじゃないかな。親だからできることなんじゃないかな?人まかせにしていいのかな?そうやって自分の子どものすべてを抱えるのが嫌なママがお金を払ってお教室に通わせても、子どもをhappyにすることはできないような気がするのですが。

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