ブログ「子育て科学日記」カテゴリ:子育て

携帯母はまだまし?!

飲食店(ファーストフード店なんか)に行ったときに、最近よく見るのが、親一人子一人で来ていて、飲食中全く会話がないっていうケース。 昨日も見たんですが、お母さんがずうっと携帯を操作していて、お母さん自身も全く食べ物を見ていない! もちろん子どもは全く無視されてて、一人で食べているのと変わらない様子。黙々とご飯を平らげていました。 まあ私も仕事しながら昼ごはんっていつものパターンなんで人のこと言…

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明けましておめでとうございます

今年もよろしくお願いいたします。 今年こそは「日記」の名に恥じぬよう・・・・・・(苦笑)頑張ります! 人は、「生きている」だけで価値があるって、最近とても強く思います。 若いときには自分自身、いろいろな欲や望みに邪魔されていたと思います。 それに、せっかく生まれてきたのに、治療できない病気のために重度の障害を残してしまう子ども達を見続けていて、一体この子達の生きている意味って・・・と正…

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子どもを早くベッドに入れるには・・

昔アメリカに住んでいた時に「いかに子どもを愛情を持ってしつけるか」(原題How to discipline your child with love)という本を買って持ち帰った。 その頃は基礎研究が仕事のメインだったのですっかり忘れていたが、先日久々に取り出して目を通して見ると、いかにアメリカの子育てと違うか、愕然として大変面白い。特に今社会的に話題となっている生活習慣が、根本的な「常識」レベル…

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子どもの力

自慢ではないが私は小学校時代に三回の転校を経験した。たった六年間の小学校時代に通算四校の小学校に通ったわけである。正直言って転校によって子どもが受けるダメージは親の想像以上であることは、自身、身をもって体験した。小学校というところは、たとえ同じ地域であっても、その校長以下管理職の人間の意向によって校風も指導方針も全く異なるものである。ましてや同じ日本でも話す言語の違う地方へいきなり引っ越して転校し…

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家族を作る

母娘の関係は本当に難しいと思っていた。同性であるがゆえに、思春期の反発はすさまじいものがあるし、母からしてみれば、娘の行動が歯がゆかったり、口出ししてみたくなったりとあれこれかまいたくなってしまうのであろう。こんなバトルを乗り越え、娘は自分の将来の自己像を作り上げ、独立していくのである。。。。。ところが、である。最近はこのバトルがなく、まるで一卵性双生児のような仲良し母娘が多くなってきているという…

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心配なんです

2-3歳の高熱を出して意識も朦朧としている子どもをかかえたお母さんと全く同じような顔をして思春期の不登校の子を持ったお母さんは「子どものことが心配なんです」と言う。私はこの言葉を聞くと、とても悲しくなる。なぜなら「何故心配なのか?」をつきつめて問答を進めていくと、必ず「このままではきっとこの子はずっと学校に行けず、人生の落伍者になってしまう。この子はそうなるに違いないから。」という言葉が浮かんでく…

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親育て

「子どもの精神心理外来」って一体何をしているの?どんな子どもが来るの?というような疑問を持たれる方もいらっしゃるとは思うのですが、実際に私の外来の診察室に入ってくる人は、意外に大人が多く、日によっては子どもよりも大人の人数のほうが多かったりするのです。たとえば不登校の子の場合、子ども自身は自分の部屋にこもりっきりだったりするので、外来にはその子を心配する親御さんのみが通ってこられる場合もあります。…

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野球を習わせる?

巷で盛んなお稽古事ですが、近頃は「今度野球を子どもに習わせようと思って」なんて言っているお母さんもいるようで。なんかおかしくないですか?野球って習うものでしたっけ?私たちが子どものころには、物心ついたころから男の子は草野球をやっていたもんでしたよね。ちゃんとしたバットや球がなくても、「見立て」で木の枝とゴムボールなんかでもOK、そこらじゅうの路地は野球少年であふれていました。まあ、それはそれとして…

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子どもに伝えたいこと

近頃加熱している早期教育ではあるが、「私が英語が苦手だったから子どもには英語ぺらぺらになってほしくて・・」とか「子どもをバレリーナにしたくて・・」という動機で子どもに習い事をさせる人も多いような気がする。たとえば自分がピアノをずっと習っていて、もちろんプロではないにしても今でも音楽に親しみ、ピアノを弾くことでストレスから解放されたり、友人の輪が広がったりということを親自身が日々実感しているのなら、…

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大丈夫だよ

ずっと更新もせずにどこが「日記」なんだと突っ込まれそうですが・・少々転職のために忙しくしておりました。これからはできるだけまめに更新していこうと反省しております。 さて、今日は「大丈夫」という言葉について。私はこの言葉は育児でぜひ多用してもらいたい言葉だと思っている。抽象的な言葉なので乳児には理解できないと思わずに、ぜひ毎日赤ちゃんに語りかけてあげてほしいと思う。「おなかがすいたらママかパパが必ず…

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