ブログ「子育て科学日記」2006年11月

こどもが好き

「子どもが好きなんですぅ。だから小児科医になりました」なんて自己紹介する新人研修医に昔から反発を感じていた。実家が小児科の開業医だったこともあり、患児の状態の急変に、夜中でも、出かける予定の休日でも、いつでも飛んで行かなければならない小児科医という職業を熟知したうえで選択した自分があるからである。子どもを「生命体」として認識して、その内部でめまぐるしく起こっている変化を見逃さない冷静な目がなければ…

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憧れの…

先日、作家の玉岡かおるさんの講演会を聴く機会に恵まれた。 1990年代だったと思うが「夢食い魚のブルーグッバイ」という作品(彼女の処女作)に出会い大層感銘を受けたのが最初だった。関西人であること、出身大学が私が中高と通った同じ学院であることを知って勝手に親近感持ちまくりで、アメリカに住んでいる間もシカゴの旭屋書店で新作をチェックしてたくらい…その玉岡かおるさんが、なんと大学時代寮に入っていたと知り…

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