ブログ「子育て科学日記」

主体的に生きる

先日、運転しながらラジオを聞いてました。

「恋愛アドバイスが評判のユーチューバー」とか言う紹介でゲストの方が出演してて、MCの方とトークを展開してました。すみません、気合い全然入れずに聞いてたので、お名前とか聞き逃してます。

リスナーの質問に答えよう!!というコーナー(?)で、「先日、彼氏のケータイ見ちゃったら、どうも浮気してるっぽいメールがあって、それから彼のことがどうしても信じられない。でも問い詰めるのも怖い」とか言う相談が入ってました。

ふんふんよくありがちな話やね、と聞き流しながら運転してると、そのユーチューバーさんは間髪入れずにバシッと「信じるのは自分だから」と一言。「自分で好きになって、自分で信じると決めたら、そうするしかない。回りのモノやコトにいちいち信じるか否かの決定権与えてたら、疑いは膨らみ続けて、終わりがなくなる。恋愛は、自分が主体的に行うものだ。」みたいなことをおっしゃってて、私は運転中の道路の真ん中で、目からウロコが落ちました。

そうそうそう、私が言いたいのもいつもこういうことだよ~!  私が相談受けるのは恋愛関係ではなくて主に親子関係なんだけど、よくあるんです、「子どものケータイ見たら、ひどいことLINEで書いてて…信じられない、どうやったら子どもをまともにできますか?」とか言う相談。

私はいつも「親子間でもプライバシーを守るべき」的回答をしてるし、それもそうだとは思うのですが、いつもこの類いの相談に対してとても不快~な感覚を持ってしまってて、どうしてなんだろうと自分が自分でわかりませんでした。

今、わかりました。不快に思うのは「主体的に子どもを信じる。信じるといったら全力で信じる。何が出てこようと、誰になんと言われようと!!」という潔い、自分主語で覚悟を決めた愛し方がこれらの親御さんから感じ取れないからなんだ!!

ものすごくスッキリしました。そして、「深い!」と思いました。恋愛も子育ても、もちろん結婚生活も仕事も、すべてに共通する人生哲学なんだ、と思いました。逆に言えば、自分主語でまだ生きていない親御さんに、自分をしっかり見つめ直して、「自分が生きてる」感覚を取り戻してもらうことが、子育て成功の秘訣なのだと思ったのです。

そういう私もまだまだでした。だから、マインドフルネスが私は苦手だったのです。でも、この放送を聞いてから、私はすうっと「自分に集中」ができるようになってきました。本当です。結局のところ、自分と宇宙だけが繋がってる。回りの人やモノやコトに関心を持つのも自分、それらに対して価値判断をするのも主体的な自分の思考の中での行為であって、信じるの主体も自分、責任ももちろん自分、と悟れました。

ということは、自分がすべき事は、自分の価値判断をより深めるための知識や経験の投入をより多く行うことであって、他を見たり批判したり非難することではない。

本当にスッとしました。出会えてよかったこのラジオ、でも、結局どなただったのやらわかりませんが…f(^^;     ありがとうございました~(礼)

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