ブログ「子育て科学日記」

ツバメ団地で切磋琢磨

皆さんおはようございます。
私は、本日は岐阜県関市にて講演会。
昨夜より現地ホテルに宿泊しております。

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ここは山奥、回りは山と川。
ホテルの前の小瀬川で行われた鵜飼も、運良く昨夜拝見できて感激。

そして今朝、朝食を頂きながらふと窓の外のベランダを見ると、10羽ほどの鳥がはたはた飛び交っています。
最初は、雀?と思ったのですが、良く見るとツバメです。
「さすが自然溢れる場所だけあって、最近は減ってきているツバメも巣をかけているんだなあ~」と嬉しくなり、早々にご飯を食べ終わって玄関から外に出てみました。
…「え??」び、ビックリしました!
なんと、玄関ポーチの上、その左右に広がるベランダの軒下、ありとあらゆる場所にところ狭しとツバメの巣がかかっている!まるで集合住宅です。

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そしてこの玄関周辺で、だいぶ育った雛達が、集団で飛行訓練をしているのです!!
まだまだ体も小さく、「燕尾」も短い彼らは、大人と違ってすういすいとは飛べない。
ので、必死に羽をばたつかせてはたはたはたはたやってます。
しかも、鳴き声も「チュンチュン」してて、一見雀!
それでも、ちょっとずつ飛行距離を伸ばしつつ頑張ってる彼らが可愛くて、ベランダに腰かけて観察します。
すると、どうやら10羽位の「ダチ」が誘い合ってちょいと先の川辺りまで足、もとい、翼を伸ばしてはまた帰ってくる、を繰り返してるらしい。
その帰ってきた時がとっても面白くて、結構体力もあり、方向感覚も優れた子は、まっすぐ自分の巣に戻り、巣穴に入ってく。
ちょっと努力するけど、うまく巣にピンポイントで入れない!と察知した子は、玄関屋根の比較的太い梁に止まって羽を休める。

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が、私のように方向感覚も弱く、かつ、梁の高さまで飛び上がれない子は、しばらくジタバタ飛び回ったあと、壁に張り付く(笑)。

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その必死な姿が可愛くてユーモラスで、ずうっと見てました。
気づいたら1時間も!!
ホテルの方に伺ったら、毎年、こんなふうにツバメ団地が営まれてるんですって。
子どもたちも切磋琢磨して、良く育ちそう…
朝から楽しませていただけて、素敵なお宿でした。ありがとうございました♪

では、今日も頑張ってお話させて頂いてきます!

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