ブログ「子育て科学日記」

タイムワープ

皆さんこんにちは。
土曜日の午後のひととき、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
成田は今、新宿駅におります。もうかれこれ1時間以上おります。

明日は甲府で講演会、なので今日は前泊で入る予定……だったのですが、電車が動かない。
人身事故により運休!

いつもは前泊でも自分のペースで入れば良いのですが、今回は主催者の方がお迎えにいらして食事会を計画していただいていたと言うことで、色々バタバタ大変です。
でも、素早く代替手段、バスでの移動をご提案頂き、事なきを得ました。
時刻は遅くなってしまいますが、なんとか甲府に着けそうです。

ところで先日、ひょんなことから大学の同窓生に会う機会がありました。
ほぼ30年ぶりにご飯を一緒に食べたのですが、それぞれ有名な病院の部長とかなんとか、えらいさんになってる訳ですから、ちょっと会う前は気後れしたりしてました。
あんまりまともにお医者さんしてない私が、バリバリのお医者さん達と話合うのかなあ、なんて。
でもね、会ってみればビックリするくらい何も変わってなくて…いえ、見た目はお互い色々ですよ(笑)、もちろん。
だけど、ボキャブラリーというか、発想というか、根っこのところが全く変わってなくて。
大学の時、喫茶店にたむろしてバカ話に興じては、しょうもない仲間内の流行語を流行らせたり(例:論外、を転じて「それはお前、out of 論やで!!」とか(笑))、試験前になると必死でむりくりの語呂合わせを作って膨大な情報を覚え込んだり。

まあ、私自身がその頃とそんなに変わってないわけですから、彼らに対しても「やっぱ変わらずアホやなあ」と思うことしきりで……
その日も、最近ある資格試験に落ちたA君は、真顔で断言しました。「マークシートってさあ、ABCDって4つ選択肢があったら、普通、Aが答えってことはないやんかあ。だから俺、わからへん問題は全部Dにしたんやけどなあ…落ちてもた。」…いや、フツーにAの答えもありますって今なら突っ込めますが、うぶな大学生の私は、こういう彼らの「ハッタリ」を当時は結構信じておりました(^_^;)

そう、思い起こせば18歳、免許を取って間もない大学1年生の時にも、そんなことがありました。
私に、六甲山の急カーブの急坂を運転練習させてくれながら、私より運転に慣れてるB君は、「あかんあかん、もっと素早くハンドルきって」だの「もっとセンターラインに寄らな、落ちるで」とかいろいろ指導入れてくれてました。そんな彼の教えのなかで、最もキョーレツに印象に残ったのがこの一言。
「なおちゃん、カーブでは加速やで!!」
いわく、カーブ走行中は遠心力のGがかかるので、それを凌駕するスピードで振り切らなければ、車が吹っ飛ぶ、と。
物理を選択せず、学校でもほとんどまともな授業を受けてない私としては「そーなんだー」と素直に脳細胞に刻み込みました。以来、この理論が正しいかを検証することもなく、私は毎回カーブに差し掛かるとグイっとアクセル踏み込み、軽快に走り抜けております。(注:同乗者は結構青ざめております(笑))

そんな、大学時代に一瞬にワープできる仲間達と、この先一体何回会えるのかわかりませんが、一つ一つの機会を大切に、思い出を重ねていきたいものだと思った次第です。

そしてこれを書きつつも、色んな手続きや移動を済ませ、私は今バスの人になっております。
予定より2時間遅れで甲府に入れそうです。
主催者の皆さんのお陰です。ありがとうございます~♪

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