ブログ「子育て科学日記」

生きてりゃいいことあるもんさっ♪

皆様こんにちは。春ですね。3月ですね。雛祭りですね(*^^*)
なんとなくウキウキするこの季節、私は自分の誕生日もあるので(笑)大好きです。

ところで、先日私はまさに、タイトルの通りの「生きてりゃいいことあるもんさ♪」体験をしました。
音楽療法学会の茨城大会で講演をさせてもらったのですが、そこに理事をされてる湯川れい子さんがいらっしゃってて、成田の拙い話を聞いてくださったのです。

時をさかのぼること約40年前、中学生の私はエアロスミスを初めとする洋楽にのめり込み、特にスティーブン・タイラーは我が心の光!もう大大大好きで、些細な事でも良いのでスティーブン様の事を知りたい!!と情報に飢えておりました。

そんな洋楽好きの私たちにとって、当時はインターネットもなく、1ドル360円もするので気軽にアメリカに行くこともできず、テレビの歌番組には西城秀樹、郷ひろみ、野口五郎が席巻しており、唯一の情報源が、なんとかミュージック(忘れてる!)とかいう、洋楽情報雑誌でした。
そこに書かれてるエアロスミスのワールドツアーのルポや、楽屋でスティーブンが食べてるものの写真とか、それこそむさぼるように読んだものです。

その記事をいつもお書きになってたのが湯川れい子さんなのです。
あーなんてカッコいい女性なのかしら!私もいつか湯川さんのようにアメリカに行って英語をfluentに話して仕事をしたいっっ!!
と思いを募らせてたわけです。

その、湯川れい子さんがですよ。
講演のあと、私の楽屋にいらしてくださったのですよ~~!

きゃあ~~~!
です。
湯川さんは成田の仕事の内容に共鳴してくださり、今後お仕事でリンクしましょう、と言ってくださったのですが…ええ、聞いてなんかいませんとも(笑)。
私の口から出てきた質問は、「ゆ、湯川さんってエアロスミスと何回もお会いになってらっしゃるんですよね~!」
穏やかに笑みを浮かべつつ湯川さんは「そうよ~、息子なんか、赤ん坊の時にスティーブンに抱っこしてもらったのよ~」
「きゃああああ!!」

さっきまでの講演では、並み居る専門家たちを前に、いかにも科学者でござい、みたいに冷静沈着に!?質問に答えてた、日頃はおしとやかで物静かな成田の、突然ただただミーハーおばさんと化して楽屋で騒ぎまくる変貌ぶりに、ついてくれてたスタッフのみんなも唖然…(恥)。

「だって、だって、私にとって神なのよ湯川さんもスティーブンも!」
と力説する私に、仲介してくれたスタッフのHさんがにやっと笑い、「私のおかげですからね、先生♪わかってますよね~」。
…今後は、Hさんの子分となることを誓ったことは言うまでもありません。

本当に、長く生きてればこんな事もあるんだな、人生ってありがたいなって思いました。
湯川さんのご招待で、4月にポール・マッカートニーのライブにご一緒させて頂ける事になりました。湯川さんのメールに書いてあった言葉に涙が出そうです。
「出会いに、乾杯!」

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