ブログ「子育て科学日記」

身売りされる高校生

おはようございます。
車中の人、成田です。

本日は静岡です。ひかり号、久々に乗りましたがめっちゃ混んでる!!
私もそうですが、のぞみだとすっ飛ばされる駅へのビジネスに向かわれる仕事人達で賑わっております。

ところで、先日の週末は大学センター試験でした。
うちの高校3年生も、張り切って!?受けて参りました。
その、休み時間のトイレの順番待ちで耳にしたという会話です。

「国語、マジ難しかった~。ヤバいわあ」
「だよねえ、私もこのままだと大幅に悪い点になりそう…」
「どうしよう~、地方に飛ばされるかなあ~!」
「困ったなあ~、私も地方しか受けさせてもらえないかも」

某進学校の制服を着たお嬢さんたちは、その後も延々受け身形で話をしていたそうです。

主語は察するに学校の先生?でしょうか。
だとしたらとんでもない話です。
1、脳がほぼ育ち上がってるはずの高校生から考える機会を奪っている。
2、自分の人生を左右する大学受験においてまで、自己決定権を本人達から奪おうとしている。
3、首都圏>地方という価値観を植え付け、無意識下に高校生の差別偏見意識を助長している。

一方では、思考力をつけようだの生きる力を育てようだの言いつつ、実際にやってる教育がこれでは、子どもたちの脳がうまく育つわけがないです。

つくづく日本の教育は迷走しているなあ、と感じた次第です。

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