ブログ「子育て科学日記」

我が心の故郷、いわき♪

こんにちは。梅雨のじめじめ、に加えて大きな気温差。皆様ご体調如何でしょうか…

私は、体調を崩す暇もなく、仕事漬けです。
なので、気づいたらもう7月も半ばになってしまいました…(→ブログサボってた言い訳)

先日の日曜日は、いわき市に講演会に行って参りました。
以前も書いたように、私にとっていわきの母方実家は心の故郷、アイデンティティーの根拠とも言える大事な地です。
幼いころ、仙台に住んでいた私たちは、休みの度にこのいわきの祖父母家に長逗留をしました。
広い庭は犬や猫や鶏やその他動物に溢れ、裏山に行けば珍しい木の実や草や虫がいっぱいいて、全く飽きることなく遊び続けたのを記憶しています。

そんないわき市から、実は何年か前から、講演会の依頼を頂いていたのですが、なかなか予定が合わず、やっと今年、伺えることになったのです。
当日は、今は叔父といとこが住むその家に寄ってひとしきり話をしてから、講演会会場に向かいました。

迎えて下さった主催者の方は大歓待してくださり、また、祖父母の家のある町にもゆかりがあり、今日もその町からたくさんのお客様がいらしてる、と教えて下さいました。
聞いて私はすっかり嬉しくなり、講演会の最初に上述の子どもの頃の楽しかった思い出や、先日亡くなった叔母のこと等を話しました。

いわきのお客様はとても暖かく、私も楽しくお話しをさせて頂いて、機嫌良くその日は帰りました。

翌日の夜、叔父からメールが入りました。
「今日、昨日の成田先生の講演会聞いた!!って言う人がうちに来たよ」
何でも、叔母の生前から懇意にしてた同じ町の方が講演会にいらしてくださってたようで、「○さんちの親戚なんだ~!」と気づき、一緒にご参加下さった方と訪ねていらしたようです。

叔母は私の実母と姉妹のはずですが、全く性格が異なり、いつも明るく社交的で、家族や他人のために一生懸命尽くす人でした。
狭い台所でいつも魔法のように美味しいものを次々に作って食べさせてくれて、私はきっと叔母さんに会えるからいわきの祖父母宅を訪ねるのが大好きだったのかも、とも思います。

その叔母が繋いでくれたご縁が今、こんな形でまた現世に現れて来たことは、つい半年前に亡くした叔母が甦ってくれたようでとても嬉しいです。
熱心なカトリック信者で、自分の病を受け入れ、静かに天使達に導かれて天国にいった叔母と、それを最後まで見守り続けた叔父の愛情を、私は心から尊敬しています。

特別な思いを持ついわきとのご縁がさらに深まることを、私は楽しみにしています。
そのためには、「マジ仕事多すぎるんだけど!!」とすぐキレ、明日休みだという人に攻撃を仕掛ける(笑)自分の未熟な心を、まずは諫めるところから始めねば………(反省!)

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