ブログ「子育て科学日記」

女性の有効活用

今日は、大学の友人たちと会うために、外来後に東京まではるばる出てきました。回りの席にはちょうど、お仕事が終わった素敵なお嬢さんたちが集まってきており、ホッとした顔でケーキやハーブティーを楽しんでます。
私も、カモミールティーを頂いております♪

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ふと、回りの会話に耳を傾けると、英語のスキルアップの話や仕事のための資格取得の話など、皆さん上昇指向があって素晴らしい!!
東京の女性って、とひとくくりにするのもなんですが、とても勉強熱心だなあと感じています。そして、自由。
知り合いの、50代後半~60代の女性たちは皆、ちょっと会わない間に気軽に、自分の興味ある分野の勉強を「始めてみたのよ~」と、私にとって未知の世界の知識を披露してくれます。好奇心も旺盛だし、なによりフットワークが超軽い!!

結婚の形態もこのくらいになると人それぞれで、別居婚や通い婚?!もよく聞く話。
古い因習に囚われすぎず、自由に余生?を謳歌してらっしゃるのです。そんな彼女たちに共通するのが、もはや「家族」のために生きるのではなく、「人類のために」残りの時間で何ができるかを考えていること。
結婚の時間も長くなり、子育てもほぼ終了して、ある意味、母や妻という「女」性を超えた中性的「人」になってるのです。もちろん、女性らしさがないというわけではなく、あくまでシンボルとしての性の話です。

これ、私が最も憧れる、人の中年以降期の生きる形です。
樹木希林さんが同じようなことを仰っていて印象的でしたが、私も、子を産むことや夫に仕える煩わしさをずいぶん減らした分、現代の人間の、特に余生の長い女性の晩年は、後世の人のために役立てられることを提供するために費やされるべきだと思うのです。
さらにいうなら、小さな社会である家庭を必死で運営してきた女性であればあるほど、本当は、大きな社会をより良くするために必要なことをちゃんと見極められるはずだと思うのです。

東京には、そういう生き方を選ぶ女性の割合が多いような気がします。
そんな中から、ぜひ、本当に役立つ都政のリーダーが出てきたらいいのに、と思います。せっかくトップになっても、つまらない欲や見栄で追い落とされ、都政を混乱させるリーダーがこうも続くと、さすがに私も呆れてきます…
以前委員を勤めてた都の委員会も、結局前の知事のゴタゴタでうやむやになりました。本当にお金と時間の無駄遣いだなあ、と情けなかったです。

だから今、私の横の席で、より良い仕事の進め方について真剣に議論中の若いお嬢さんたちが、30年後には、結婚子育てを経て素敵な牽引者になってくれればいいな、と思います。女子は、高級美術品や別荘がなくてもとりあえずハーブティーとケーキとお喋りで満足できます!!

では、私はそろそろ待ち合わせに向かいます。30年ぶりの再会の人もいて、ちょっと怖いけど(笑)、楽しみです。

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