ブログ「子育て科学日記」

かばん売りのガラゴ

今日は徳山で講演会でした。

本当に申し訳ないことに、私は不勉強にて徳山の存在を知りませんでした。いえ、私だけではなく、回りのスタッフも知りませんでした。
スケジュールを聞かれ、「5月22日は徳山ってところで講演会」と手帳を見て答えた私に、「それ、徳島と岡山がごっちゃになってますやん、徳島の間違いですよ。」とスタッフに言われ、つい昨日まで行き先は徳島、と思い込んでました。

いえいえ、徳山は山口県です。新幹線も通ってます!
本日ちょっと早めに着いたので、会場近くの美術博物館に行ってみたら、まどみちおさんの展示室がありました。ご出身だったのですね。
ぞうさん、ドロップスのうた、クラリネットのうた、懐かしく思い出しました。

で、企画展として、原田ゆかさんの原画展をやってました。
「あーバムケロの!」と喜んで入って、おー!!とビックリ。
「かばん売りのガラゴ」も原田さんだったのですね♪

我が家では、バムケロより圧倒的にひいきにされてたガラゴ!!
久しぶりの再会にウキウキワクワク。
皆さんはご存じでしょうか?
耳が尖り、でかい目(しかも真っ赤に充血してる!!)を持つ変な動物ガラゴが、旅をしながらかばんを売るのです。注文に合わせたかばんを次々取り出しては売りつけるのですが、お代はスイカだったりドーナツだったり。
さらにガラゴは結構怠惰で、すぐにすやすや昼寝をする。
なんとも言えず異様な外観と、超マイペースな商売ぶりに笑ってしまう楽しい絵本です。

ですが、一番ビックリしたのはその本に出会って何年か後に見た「ダーウィンがきた!」で、なんと「ガラゴ」って本当にいる動物の名前だったんだ!て知ったことです。
原始的な猿の仲間で、あの「アイアイ」のモデル。完全な夜行性なんで、昼間にかばん売りをするのは大変!
だから真っ赤な目をして、すぐにお昼寝してたのね…

バムケロにもガラゴにも、よく見ると多彩な動物たちが描き込まれてて、とても楽しいです♪
原田さん、動物がお好きなんですね。
思わぬところで思わぬ記憶が蘇る、楽しい体験ができました♪

ぜひ、皆さんも機会があれば、ガラゴに出会って下さいませ。

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