ブログ「子育て科学日記」

理解され、支援される幸せ(成田の場合)

おはようございます。今日は本当に良いお天気♪
連休初日にふさわしく、皆さんウキウキと大きな荷物を持って電車に乗っておられます。
…はい、私は今日は大阪に出張でございます。
大事な荷物を忘れてないか、新幹線に乗り遅れないか、電車の行き先を間違えないか、ドキドキしております(笑)。本当に苦手です。いつまでたっても身辺自立ができません。

毎日違う仕事場で違うスタッフたちと多種類の仕事を回していると、どうしてもあちこち抜けそうになったり、忘れてしまったりします。
それをそつなくサポートしてくれるスタッフ達がいてくれて、初めて私はなんとか回っていると実感しています。
「成田は地図が読めない!!」「成田は両面コピーができない!!」「成田はお金の計算ができない!!「成田は物を置き忘れる!!」
そんな弱点を理解した日から、スタッフ達はさりげなく、もしくは恩着せがましく(笑)、成田ができないことをフォローしてくれるようになるのです。

Tさんはいつも、成田の立ち去ったあとを点検し、忘れ物を見つけては連絡をしてくれます。いつだったかは、大学から移動して都内で講演会を終えた私に「先生、おうちの鍵、大学に忘れてます!○線の○駅で鍵持ってます!」って連絡してくれて、危うく自宅で閉め出し喰らう私を助けてくれました。

Kさんは、ものすごく大変な会計処理をしなければならない事態が持ち上がったとき、「今すぐやらなきゃ!!きゃー全然わかんない!!ヤバイ!!」って騒いでるだけの私を「明日やるから大丈夫」ってなだめて家に帰し、そのあとにそうっと自分だけ戻って一人で完璧にやり終えてくれました。

家族の者も、3合のお米を床にぶちまけたり、お味噌汁の入ったお椀をバシャッと倒すといった、私が頻回に起こすアクシデントに、最早全く動じず、無言で事故処理班を結成して活動してくれています。

そんな訳で、悔しいけど、少しずつ娘の目線が上になってきてると感じてた先日のことです。
朝、駅まで一緒に車に乗せてってほしいと言われ、もう仕度が出来てた私は厳格に、「車で待ってる。45分丁度になって、あんたが出てこなかったら、出発しちゃうからよろしく。」と言い渡しました。
案の定、45分の数十秒前になっても娘は出てきません。
その時です。ぷんぷん怒る私の携帯電話が鳴りました。
「もうっ!やっぱり約束守らない、あんたはー!!お母さん先に行くよ!」といきなり怒鳴り付ける私に電話の向こうの娘は冷静な声で、「出ようと思って家の点検したら、お母さんのパソコン開きっぱなしだし、メール開けっぱなしだし、さらにメール書きかけなんだけど、これでいいの!?」とのたまいました。

…もちろん、このあとの展開は、ご想像通りです(苦笑)。

日々、私の特性を理解し、支援してくださるたくさんの善意の人々に支えられて私があること、心より感謝している次第でございますm(__)m

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