ブログ「子育て科学日記」

菊被綿

9月9日は重陽(ちょうよう)の節句です。
五節句のひとつで、菊を飾って不老長寿を願う…

皆さん、ご存じでしたか?
えへん!!私は江戸検受験生なので、このくらい常識として知ってるんです♪

今年も11月の試験日が近づき、回りの人々からプレッシャーをかけられ、現在猛勉強中、でもあまりに範囲が広すぎて無理って感じの成田の今日この頃です。

そんな先日、用事があって土浦市に参りました。実は土浦の亀城公園には、江戸初期、明暦頃のままの御門があるのです。江戸の建物はそれこそ明暦の大火などで繰り返し焼失してて、これはホントに貴重な遺跡なのです。
そういうことで、願掛けを兼ねて御門を愛でてその後、時間があったのでお茶でも…と付近を歩いていると、いかにも民家、の古い建物の入り口に「カフェ」の看板が!

恐る恐る、ホントにいかにも普通の民家然としたガラスの入った引き戸をガラガラ開ければそこは、またまたいかにも民家の玄関。
シーンとしてるところに(朝、早かったんです)「ごめんくださ~い」と声をかけたら、しばらくして奥から「はーい」とダンディーなマスターが出てきて、ほっ。

靴を脱いで上がらせてもらうと、そこは8畳x2くらいの広間。
ちゃぶ台やカウンターなど素敵な佇まいのカフェでした。

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ダンディーなマスターに聞くと、昭和11年に建てられ、海軍の軍人さんが暮らしてたおうちだそうで、5年前から空き家になってたのを、昨年改装してカフェにされたそうです。素敵♪

で、さらに!

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お雛様?!
しかもおうち付き。可愛い!!と感激してるとマスターが教えてくれました。「この地方では、江戸時代から重陽の節句には、虫干しを兼ねてお雛様を飾る習慣があるんですよ。それと、菊をこのようにつぼみで摘んできてそれに綿で作った帽子をかぶせ、一晩外に置いて露を含んで翌朝湿った綿で肌を撫でると、不老長寿が得られると信じられているんですよ。菊被綿(きくのかぶせわた)って言うんです。」

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素敵でしょ♪
大感激しました。勉強にもなったし、最高の出逢いでした。
ちなみに、重陽とは陽(奇数)の日が重なる日のことで、9と9、大きな陽の数が重なるので、特にめでたい日なんですって。
こういうきちんとした風習を守っていこうとしている土浦の皆さんの心意気もまた、感激でした。

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