ひとみすみれ
皆さんこんにちは。
毎日毎日、仕事に追われて追い越せない成田です。
せっかく2年前に庭を作ってもらったというのに、気が付けば荒れ放題・・・
一角にしつらえていただいた畑コーナーにもなんだか知らぬ間に雑草が!
いかんいかんと先日、出かける前の数分の時間で、とりあえず目立つ雑草を除去しようと抜き始めました。
と、その勢い良い雑草群の間に一群の淡い淡いブルーグレーのすみれの花が咲いていることに気づきました!
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もちろん全く植えた記憶はないのですが、近隣で咲いているすみれたち(この辺は野草として結構みかけます)は皆いわゆるすみれ色、濃い紫~青の花色なのです。なんでこんな淡い色・・・?
「あっ、ひとみだ!」
見た瞬間、そう思いました。
1996年にアメリカで捨て犬センターから引き取って、1998年の帰国時に30数時間の飛行機の旅に耐えて日本に一緒に帰ってきた、シェパード/ラブmixの雑種。
当時子どもがいなかった私たち夫婦の長女として、アメリカ風に完全に寝食を共にしてきた犬です。14才で天寿を全うしました。
ひきとったときIrisという英名があったのですが、それを日本語訳して「ひとみ」と名付けました(Irisという単語はしょうぶのような花の名前として一般的に知られてますが、医学英語では「瞳孔」という意味もあるのです。英語に堪能でない夫が自慢げに「Irisを訳してひとみって名前にしたんだ~」とボスに言ったら、ボスが心配して翌日「これもIrisだよ。覚えておくように」と本物のしょうぶの花を持ってきてくれたのも懐かしい想い出です(笑))
実は、2010年に亡くなったあと、しばらくひとみのお骨を家に置いておいたのですが、調べてみると粉骨したら土に撒いてもよい、ということがわかり、粉骨した上で、いつもひなたぼっこをしていたこの庭に、ひとみを埋めたのです。
このお花の色合い、たたずまい、すべてがひとみにそっくりで。
娘と驚嘆しています。
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娘(次女ですね)と一緒に育ってきてくれたひとみが、今またここによみがえってくれて本当に嬉しいです。
命名:この花の名前は、ひとみすみれ、とします!
今、三女(娘が2歳のときに拾ってきた捨て犬)トトがやはり14才、老衰で弱ってきています。
悔いのないよう、最後のときを一緒に過ごそうと家族皆で見守っています。
ちなみに、ひとみの粉骨の一部は、太平洋に流しました。
故郷アメリカにも帰れるように・・・