ブログ「子育て科学日記」

学生の変容

皆さんこんにちは。成田です。

大体成田がブログを書くのは出張の移動中だから、きっと今も電車乗ってんでしょ、と思ったアナタ、鋭い!!
はい、今日は長崎に移動です(笑)。

最近、本当にありがたいのですが遠い地方からのご依頼が増えて、ますます日程確保が難しくなっています。今年に入ってからだけでも、九州は3回目…。できれば皆さん一気にまとめて、2日で3回こなさせて下さると効率が良いのに…、なんてのは、不遜な考えですよね。はい、ごめんなさい。

大学の春学期の授業が始まって、今年はカレンダーの関係で、新入生の一番最初の授業を受け持つ栄誉に浴しました。
私の授業は、アクシスのワークと同じで、思い付きでバンバン当て、質問を飛ばすのでなかなか気が抜けません(笑)。
今年度も快調に質問攻めにしようと張り切って一年生に聞いてみるのですが、なんか、手応えがいつもと違う……?
そう、大体私の質問なんて「人間の骨の総数は?」とか「不安は脳のどこで感じる?」とか、まあ普通文系の学生さんが知ってることはないだろうなあと思いつつも聞いている内容が多いので、要は少し考えて自分なりの答を発言さえすればOK、色んな突飛もない答を出させてみんなに考えてもらったあと最後に正解を伝えて「へえ~」と思わせればちょっとは記憶に残るかな、という目的で聞いているわけです。
そういう意味では、「え~骨の数ですかあ、20個くらい~??」「じゃあ私は1000個くらいで」とかいう答えがどんどん出てくる方が学習効果があるわけです。

今年私がビックリしたのは、即答で「わかりません」と取りつく島もない言い方で答えた学生がとても多かったことです。「え~大体でいいよ?何個くらいだと思う?」と重ねて聞いても押し黙る。
さらには、「1400gの脳は60kgの体重の何%?」って聞いても即答で「わかりません」……

おいおい、小学生の問題だよ、君たち小学校教員免許取るんだよね。って初回から説教してしまった成田でした(笑)。

高校生のために開いてるオープンキャンパスに、いつの頃からか必ず保護者が付き添うようになりました。
自分のことなのにずっと俯いてる高校生の横で、お母さん一人が活発に入試の出題範囲について質問してくる風景にいつのまにか違和感持たなくなっています。

自分で考えて決める。人生だって勉強だって。間違ってもいいからとにかく積極的に意見を言って
みる。他人と図々しいくらい関わってみようとする。そんな学生は絶滅の危機に瀕してるのかもしれません。

でも、成田は頑張ってそんな学生たちを刺激したいと思ってます。
4年もあれば、きっと脳は育て直せますよね♪

マレーシアに普通にあった、イオン(;^_^A
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