ブログ「子育て科学日記」

抜けた親を持つ子は育つ!?

皆様こんにちは。お正月気分もすっかり抜け、毎日忙しくされていることでしょう。そんな皆様に今日は、ちょっと気が抜けるお話しを。

うちの娘(高1)は、冬休みを使ってある国際キャンプに参加するため、この度単独でスウェーデンに行って来ました。11才の時のブラジル、13才のフィリピンに続き3回目、今回は引率の大人もなく、行き方もチケットも自分で調べて押さえてました。
私はなのでとても楽。行きと帰りの空港への送り迎えだけがdutyでした。

帰国予定の日の早朝、携帯に娘から「今パリの空港のターミナルに着きました。19時25分、第一ターミナルに到着予定です。お手数ですがお迎えお願いいたします。」というメールが入り、私はそれにあわせて仕事を終え、車を飛ばし、成田空港に18時少し前に到着しました。
「余裕!ご飯食べて待ってよう」とまずは飛行機の到着状況をチェックしにボードを見に行くと………「あれっ?」19時25分着の飛行機なんかない!
これは娘がターミナルをまちがえて伝えたに違いない!!とインフォメーションに行き、娘から出発前に預かってた旅程表をお姉さんにお見せして「この飛行機って第2ターミナルに到着ですかねえ?」と尋ねたら、3秒程眺めてお姉さん、「お客様、この飛行機はこちらには参りません」とのたまった。「へ?!」あくまで冷静なお姉さんは、私の目をじっと見つめて言い放ちました。「お客様が現在いらっしゃるこちらは、成田空港でございます。この飛行機は、羽田空港に到着する便でございます。」

がびーーん

なななんと、私は旅程表を確認することもなく、行きの便が出た成田空港に帰ってくるに違いないと勝手に思い込み、車を飛ばし、今ここにいるわけだ……って感心してる場合じゃな~い!!

とりあえずあと1時間半、全く行ったことないけど(そんな必要性、普通は出現しない)、成田空港→羽田空港の大移動を決行するしかない!!と瞬時に判断し、車に乗り込み、高速ぶっ飛ばして何とか19時18分。
私は羽田空港の国際ターミナルに立ってました。
予定より早く到着した飛行機より降り立った娘は19時23分に到着ロビーに出現し、親子の感激の再会……ではなく、いきなり母は怒りました。
「も~~~っっ!帰りは羽田だよってちゃんと伝えてくれないから、お母さん、成田空港に行っちゃったやないの!必死でここまでたどり着いたんよ!!(怒)」

一瞬、あっけにとられた表情で私を見つめた娘は、次の瞬間、無言で自分のスマホを取り出し、何やら操作し始めました。
その態度に私はさらにムカつき、ぐだぐだ文句を続けていたのですが、数秒後、娘は晴れやかに「あった!」と私にメール画面を差し出して、こう言い放ちました。
「あのさあ、飛行機のチケットとったときから(これもすべて娘がやったので私はノータッチ)、私はお母さんに「行きは成田空港だけど、帰りは羽田空港だから、間違えないでね」って何度も言ってたんだよ。お母さんは「え~羽田は行くの面倒くさ~い」とかなんとか言ってたんだけど、どうせお母さんのことだから、忘れてしまってあとから言った、言わないのトラブルになるかも、と思って、ほら、最後のパリの空港から送ったメールに「19時25分、羽田の第一ターミナルに到着予定です。」って書いておいたんだよ。」

・・・あれっ??ホントだ。
もしかしてパリから日本に届く間にメールの文字が抜け落ちたのかも、などと負け犬の遠吠え的な反抗を試みましたが、そんなはずもなく。「・・・でも、第一ターミナルっていうのは間違いだったよ、羽田空港に外国から到着するすべての便は国際ターミナル着なんだって言われて、第一ターミナルから移動してきたんだよ。それも結構大変だったんだけどねえ・・・」と言い返す声もだんだん小さくなり(笑)。
固唾をのんで私たちの親子喧嘩を眺めていたその場のみなさんの失笑を買いながら、私たちは駐車場へと向かったのでした。

その翌日、アクシスのワークで「聞いて聞いて!昨日大変だったんですよ~」とその話をしたら、ある会員さんが「いやあ、抜けた親がいると、子どもはしっかり育つっていいますものねえ~」と真顔でおっしゃってました(苦笑)。
なんでだろう、私に「それは大変でしたねえ~~」と同情してくださる方はあまりいない・・・
本当に大変だったんだけどなあ、成田→羽田の大移動・・・

今年も相変わらずおっちょこちょいのままの私ですが、皆様どうぞよろしくお願い申し上げます。

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