ブログ「子育て科学日記」

こうもりの住む家

突然ですが、今私の家ではこうもりが冬眠しています。
一昨年ごろからどうも夜になると天井裏でがさごそ音がして、ネズミかな、と思っていたのですが専門の方に聞いたら「こうもりですよ!」と言われました。家の壁に入っている断熱材の住み心地が良いらしく、結構そこに巣をつくっていることが多いらしいです。
で、業者さんに言われたとおりに日没前から出入り口と思われる場所で見張っていたら!
日暮れ30分後、測ったように一斉にこうもりが飛び立っていったんです!北の空に向かって!
約15匹くらいいたでしょうか。
アブラコウモリという種類らしく、ちっちゃいちっちゃい子たちです。
かなり感激してしまい、なんだか退治するのも気の毒になったし、断熱材のところだけをすみかにする、という話だったのでそのままにしておいたのですが・・
昨年になると、居住領域を広げたらしく(笑)、夜になると家じゅうの天井裏を飛び回るようになって、あっちでがさがさ、こっちでばさばさとそれは楽しそうに。。。
業者さんもそろそろなんとかしないと、とおっしゃるので、次に春になって、冬眠から彼らが目覚めたら追い出し作戦を決行することになってます。
方法は日暮れ後一斉に飛び立つのを待って出入り口をふさいでしまう、という極めて単純なものなのですが、一生懸命お仕事をしてるお父さんに意地悪して、家のカギ取り換えて締め出すみたいで、今からこうもりさんたちが気の毒で胸が痛みます・・
このあたりはもともと森だったので、野ねずみもこうもりももぐらも普通に生活している場所です。
私たちが勝手にこんな建物を建てて彼らの居場所を奪っているのですから、ある程度共存するべきだとは思うのですが、業者さんが以前経験したという、天井裏からこうもりの糞70キロが見つかった家!の話を聴いて決心しました。
その前に一度、彼らがうちの天井裏から一斉に飛び立つ姿をカメラに収めたいと思っています(前回は失敗しました・・)。

ページの先頭へ