ブログ「子育て科学日記」

オナガってみたことありますか?

突然ですが、オナガという鳥を見たことがあるでしょうか?

頭が黒く、胴体は灰色と白で名前の通りなが~い尾っぽを持つのですが、この尾っぽがなんとも美しい水色で、本当にきれいな鳥です。
大きさもムクドリや雀やセキレイよりダントツに大きくて、オナガが見れた日は一日良いことがありそうな、そんな気にさせてくれる鳥です。

うちの家の前は、梅の木が何本か生えている空き地になっていて、毎年梅の実が実るころには、オナガを初めとして実にいろいろな鳥がやってきます。
今年は、雄のキジが美しい姿で優雅に歩いているのも見ました。

私はこっそり(?)自分の家から双眼鏡でこれらの鳥を観察してミニバードウオッチングをするのを楽しみとしているのですが、実はこの空き地も存続が危うそうなのです。
というのも、最近自宅周辺で次々畑や空き地が住宅に転用されていて、あっという間に土が少なくなってきているからです。
私が生まれ育った仙台の家の周りも、子どものころの景色とは今ではまるで違う様相を呈しています。

オナガも、以前は日本全国にいたそうですが、今は神奈川県以北でしか見られなくなったとのこと。
なんとかこのオナガの聖地を守るために、私はひそかにこの空き地買取計画をモウソウしていますが、先立つものが・・・・(泣)
こういった小さな規模の自然環境保護を個人が考えていくことももちろん大事なことですが、本当に、世界的に他の生命体との平和的共存を保つための緊急的対策を講じないと、多分人類はこの先50年~100年で滅びるだろうなあ、、、と良く考えます。

周りの人に言うと「その頃私(俺)生きてないし~」と返ってくるのですが、それで本当にいいのでしょうかね。
子どものことも、地球のことも真剣に考える人が少なすぎるような気がするのは私だけでしょうか。

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