ブログ「子育て科学日記」

お屠蘇が通じない話

皆様こんにちは。

年の瀬をどのようにお過ごしでしょうか。我が家では毎年元旦は、まず初日の出が拝める時間に合わせて近所の神社に行き初詣。昨年の破魔矢を納めて新しいものをいただき、おみくじで今年の占い。

帰宅したら、一張羅に着替えて全員そろって、新年ご挨拶。続いて、お屠蘇、お雑煮(醤油ベースで鶏肉、根菜入り、切り餅)、おせち(ほとんどのアイテムを購入しますが、プラスお刺身など豪華食材)という至って普通の正月を過ごします。

ということで、昨日も屠蘇散求めて近所の薬局へ。通りかかった40代くらいの女性店員に「あの、お屠蘇の、屠蘇散はどこにありますか?」と聞きました。そのとたん、顔中が「??????」になる女性。「とそさん、ですか?えーっと、こちらになります」と案内するのが胃薬エリア。いやいや、「太田胃散」じゃないから。

「いやですから、お屠蘇をですね、作りたいのです。お正月にいただくために」「お正月は・・」とお箸とかお年玉袋を置いてある特設コーナーあたりを指さす女性。「いや、あそこになかったんで。どこにありますかね。屠蘇散」と聞くとますます「お屠蘇?屠蘇散?」と全くわかりません状態の店員さん。

横から別の女性店員がヘルプしてくれて、やっと「最後の一つです!」と残ってたレジ脇に置いてあった屠蘇散をゲットしました。ほっとしつつも最初の店員さんがお屠蘇を知らなかったことに私はあきれ悲しみ、帰りの車の中で「あ~世も末じゃ、お屠蘇が絶滅しかかっている!!」「これだから今の日本は!」と騒いでおりました。

・・・で、今朝になり、冷えた頭で家事をしていて、「はっ!」と思いつきました。そうか、彼女は日本人ではなかったんだ!顔つきは日本の方と変わらず、日本語はそれなりに流暢だったので全く気付かなかったけど。そう考えればつじつまが合う、ってかそうあってほしい気もする。

ということで、まだまだ日本では「屠蘇散」が通じると信じますが、もしかして知らない若い方たちのために

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毎年毎年同じことを同じ日に行うことってばかにできない大切さがある気がします。今は「お受験」のために、とかSNSのために、とかでこれら行事をわざわざ大げさに行っている「イベンター」ママたちも多いようですが、本当に子どもたちの体に染み渡る習慣として根付くためには「楽しい」のスパイスが加わっていることが重要です。それだけは伝えておきたいです。

今年もいろいろありましたが、皆様が穏やかなお正月を迎えられますようにお祈り申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

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