尾瀬におーぜいで行きました
あ、すみません。いきなりのだじゃれで…f(^_^;)
週末、尾瀬に来ています。
勤めている大学の理科の先生に誘って頂き、理科の授業の一環で行ってる研修旅行にくっついて、参加させてもらいました。
関西人からすると、上高地は割合近いイメージなんですが、尾瀬はいっこうに旅行の目的地には上がらない。ので、今まで一度も来たことがありませんでした。
ここは湿原です。ちょうどかきつばたが満開で、非常に美しい!! それ以外にも固有種の宝庫で、ガイドのかたが次々繰り出す名前をメモするだけで精一杯…
なので、途中から諦めました。とにかく、2個か3個、覚えられるトピックだけに絞って覚えよう!と。
1、生まれて初めて生モウセンゴケを見ました。モウセンゴケって赤い、群生してるともうせんに見える!だからモウセンゴケなんだー!
2、尾瀬の湿原は貧栄養。なので、食虫植物が増えた。コダヌキモ(ラッキーなことに花が見れた!)やモウセンゴケなど。貧栄養だから木が生えない。だから、原っぱ。小川の側だけ土砂運ばれて木が生えた。
3、生もぐらが見れたー♪一生のうちに一回でいいから見たいものシリーズその2が実現しました(ちなみにその1はカモノハシ、控えてるのはラフレシアでしょ、ガラゴでしょ、オオハシビロコウでしょ、…ああ、たくさんありすぎる)
とにかく、生物大好きっ子にとっては極上の遊び場でした。
それにしても、いつも接しているうちの専修の学生とはちょっと毛色が違って、理科の学生たちの様子を見るのは面白かったです。さすが、理科の先生を目指してるだけあって(と、レポートが課されているだけあって)熱心に質問するわ写真撮るわで感心しました。
でも、ギンキョウソウという透明な植物(葉緑素を持たない)を観察し、感激しながらも「これは小学校では教えられないね。植物は葉緑素を使って栄養を作りますって言わなきゃいけないもんね。」と話してるクールな言葉に違和感を覚えたのも事実です。例外があるから面白い、教科書に載ってないことを語るから、授業がおもしろくなり、子どもたちが先生に魅力を感じるんじゃないの!?って思うんですけどね…
大学教員の私にとっては、もちろんこの体験が明日からの授業や講演会やアクシスワークの小ネタ,いや、大脱線ネタとして大活躍することでしょう!!
貴重な機会を頂けて、感謝感謝の週末でした!