楽しい図書館委員
こんにちは。
GWですね~。皆さんはウキウキ過ごしていらっしゃいますか?
成田は、昨日も楽しくアクシスでワークをさせて頂きました。
ところで私、今年から「図書館運営委員」という役を仰せつかり、先日第一回目の委員会がありました。
その時に委員の自己紹介が行われたのですが、皆さん「私は図書館が大好きなので、委員になれて嬉しいです。」とおっしゃってて、あー偉いなあ、さすが大学の先生だあ~、と思いました。
実は私、あんまり図書館が好きではないのです。
いえ、本は小さいときからめちゃくちゃ大好きです。
小学校の休み時間は図書館の常連だったし、そこの本はほぼすべて完読してたくらいです。
なのに、だからこそ、図書館はあまり好きではないのです。
だって、「図書館の本は、返さなきゃいけな~い!」
これが私、とっても嫌なんです。
感銘を受けた、このフレーズが好き、装丁がかわいい♪…気に入った本は、どーしても手元に置いときたい!!のです。返したくない、
そんなわけで、自分で本代を稼げるようになってからは、図書館にはほとんど行かなくなりました。
ほしい本はまず買って、読んでみてこれはと思った本以外は売っぱらう。
それでもどんどん本は家にたまってゆくばかり…現在、我が家の本棚はオーバーフロー状態です
電子図書も発売と同時に手に入れてみましたが結局、紙の手触りと質感、すぐにページを繰って前の部分を読み返せる便利さには叶わず、またもや紙の本を溜め込む生活になってます。
一方、私たちは医師、研究者としてもたくさんの本や論文を読まなければいけません。これはいちいち買うわけにいかないので、私も研修医の頃は日参してました、図書館に。
論文を書くために必要な論文の情報は、世界中に何千冊とあるであろう医学雑誌から当時はindex medicusという検索用の膨大な索引本から見つけ出します。
その情報をメモして、今度は現物を図書館の膨大な蔵書からさがしだしコピーを取ります。ます。大学になければ他大学、時には外国の大学まで探してもらって手に入れます。
そんな貴重な文献ですし、1本の論文を書くのに、100本以上の論文を読むこともざらですから、この文献のコピーがまたどんどんたまっていく訳です。
キャビネット何個分もの引き出しがずらーっと並ぶ英文論文のコピーで埋まってたもんです。
ですが、時代が流れ、こちらは電子図書の時代になり本当に助かっています。今やほしい論文はほぼすべてインターネットを通じてPDFファイルで手に入ります。
何万本でも、データメディアにすうっと入っていく!!
本当にありがたい。便利な時代になったものです。
……と、ウダウダ綴ってきたのは、なぜ私が図書館に行かなくなったか、の言い訳です。
そう、初回図書館運営委員会の日、私は久しぶりに我が大学の図書館に向かいました。
しばらく来ない間に入館方式が変わったようで、あれっ!?おっかしいなあ~、このカードでいいはずなのに、は、入れない!!
会議の時刻は……!!しまった!もう始まってる。
パニクりながら、カードを裏返したり縦にしたり頑張ってみるものの、ちっともゲートは開いてくれない(涙)
ついに観念して私は静粛な図書館で、大声をあげ、奥にいる事務の方を呼んだのでした…あー恥ずかしい。
教訓:気を付けよう、図書館急には入れない。