本妙寺のヘン!?
今年も近づいて参りました。
江戸検。
今年のお題は「江戸の災害と復興」
いやいや、範囲が広い広い…
火事だけでも何十回と起こっているというのに、さらに、地震に噴火に疫病に…
覚えることが多すぎて、もはや手遅れ感が否めませんが(汗)。
でも、やはり、勉強すると面白いことが続々出てきて、飽きません。
皆さん名前くらい知っているだろう「明歴の大火」、振り袖火事の異名もあり、亡くなったお嬢さん達の亡霊の仕業とかなんとかまことしやかに言われていたそうですが、実際に火が出たとされる「本妙寺」、今は
その場所にありません。
本郷小学校の前の壁に碑がありますが、実は本当はこのお寺が火元ではなかったとの説が有力らしいのです。
だって当時、火を出したら厳罰に処されるはずのなのに、死者10万人!!の大火の火元にも拘らず、本妙寺には、おとがめ無しですよ~
怪しいですよね。実にアヤシイ。
調べてみればこの火事、実は火元は本妙寺のお隣の老中阿部忠秋さんちだったらしいのですって。
こんな大惨事を引き起こした大火事の火元が幕府の有力者のおうちだった、なんて全く面目が立たないってんでおとなりさんに罪を被ってもらったっていうのですが…
真相はどうなのでしょうね。確かに大火のあと、阿部家から延々260年余りも多額の寄進が本妙寺に続けられてたってのもアヤシイですよね~
というように、勉強するとおもしろ小ネタ満載なんですが、余りにも範囲が広く、覚えることが多い。
あーもっと早く勉強を始めてれば良かった…とは思うが、後悔先立たず。
そういえば、大学受験が迫る娘も今朝、同じこと言ってたなあ…
「後悔先立たず、だけど、先にたったら後悔じゃなくて先悔だから、やっぱ先に後悔するなんてことは無理なんだよ。人間っちゃそういうもんさ。」
なんで、17才の娘に慰められてんだろ←自分。
とりあえず、頑張ってみま~す。