全力で生きてそして…
皆さんこんにちは。
雨の日曜日、皆様いかがお過ごしでしょうか…
私は今、都内某所の隠れ家カフェにてくつろいでいます。
とはいえ、あと45分後にはメトロに乗り、講演会に向かいます。
本日は3時間の長丁場、でもたくさんいらして下さるという(なんとキャンセル待ちが出てるとのこと、ありがたい限りです)お客様のため、エネルギーを養っています。
井原西鶴は、52才で亡くなるときに「浮き世の月 見過ごしにけり 末(すえ)二年」と辞世の句を詠んでいます。
人生50年だった当時、ベストセラー小説を矢継ぎ早に執筆し、もうおしまい、と思ってたけど、あと2年も寿命をもらってありがたい、というような意味でしょうか。
西鶴さんのお亡くなりになった、まさにその年齢の私としては、深く深く共感する句です。
人生の毎日を全力で考え、行動し、生き抜いたからこそのこの穏やかな境地。私も、どの一日が人生最後の日になるとしても、「ありがとう、あー楽しかった」と言って逝きたいです。
……ですが、その前にまずは今日のお仕事先の地図が…あれっ?!見当たらない!!何て言う駅だっけ?何時からだっけ?
落ち着いたピアノジャズが流れるお店で、汗ばみながらごちゃごちゃしたカバンの中を捜索してる52才です。
全力で生きていますが、落ち着きはないです(涙)。