稲穂とシオカラトンボとローラ
昨日、久しぶりの休日でした。前日、早朝から深夜(といっても20時頃ですがー(笑))まで集中して仕事を片付けたお陰で、昨日は原稿2本書き上げたらoff!!
最近時間が全く取れなくてウォーキングもプールも行けていなかったので、運動不足解消に歩くことにしました。
家からちょっと西に歩くと、そこは関東平野、広大な田んぼが広がっているのですが、もう稲穂はいつの間にかちょっと黄金に近い色合いで、重そうに頭を垂れ始めているではないですか♪
そしてさらにびっくり!!無数のシオカラトンボが群舞しているのです。
早いですね。暑い暑いと人間がへばって動きを鈍らせている間にも、自然界の営みは確実に秋に向かっているのですね。
そんな、人が忘れかけている季節の移り変わりが体感できるこの地が私は大好きなのですが、昨日はもうひとつ、大好きな理由がわかりました。
さかのぼることウン十年、中学生の私を虜にしたのがローラ・インガルス・ワイルダー作「大草原の小さな家」。小学生の時から原作は読んでましたが、何と言ってもNHKで放映されたアメリカの実写ドラマに心を奪われました。
昨日、ふと気づきました。「この景色、ローラが出てきそう!!」
そう、黄緑色の田んぼの真ん中に簡素な洋風の可愛いお家。
白い窓枠が押し上げられて、おてんばな三つ編み、ソバカスfaceの子どもたちの顔が今にも覗く気がして、ウキウキしてしまいました。
そう考えるとあの建設事務所は教会かな、なんて考えながらの楽しい散歩道でした。
ちなみに、「大草原の小さな家」は、再放送が繰り返されるうちに我が家にもビデオデッキが導入されたので、どんどん録画してテープを作りました。そして録画したテープを繰り返し英語で聞いては、辞書を引いて、今度は日本語を聞いて確認して、という作業を延々繰り返すうちに私の英語力は確実にアップしていったわけです。
なので私は、小さい時から英会話教室に通わせて大金を払うくらいなら、こういう「ハマる」ドラマをさりげなく子どもに提供する方がよっぽど子どもの英語力アップに繋がると思ってます。
うちの娘は、私のアメリカの友人にもらった「glee!」にハマりまくり、日本語吹き替えも字幕も一切なしのこのDVDを何十回繰り返し視聴するうちに「大体わかるようになった!!」と豪語してます。
確かに中で歌われてる曲を、正確な発音で歌えてる~~
使い古された言葉ですが、「好きこそものの上手なれ」は真実です。
子どもに自発的な(←これが大事!)「好き!!」をできるだけたくさん作ってあげることこそ、本当に親として大切な仕事なのだ、と私は考えます。