見当をつけて
アクシス開業のお祝いにと夫から贈られたこの絵、皆さんはすぐに誰の作品か「見当」(←大ヒント)がつきましたか?
満開の桜と富士山がパステルカラーで描かれていて、アクシスのピンクの壁にマッチ♪
実はこれ、葛飾北斎の浮世絵なんです。もちろんレプリカですが。
北斎というと荒々しい波の向こうに見える富士山!のようなどちらかと言うと男性的な絵が多いのですが、こんな素敵な作品もあるのですね。
なんでも知人の結婚式の引き出物用に作成したらしく、散らない桜と富士山の組み合わせは限りなくめでたい、らしい…
40摺以上も重ねてあって、良く見ると白く見えるところにも空摺(からずり)という技法が使われ、立体的になっております。この摺をずれないようにつけたしるしが「見当」なんですよね。見当外れとか、見当をつける、って言うのはここから来てるのですよ。
見れば見るほど江戸時代の日本人の技量に驚かされます。
次々自分の趣味の品を持ち込んでは悦に入ってる代表成田に冷た~い視線を送っていたアクシススタッフ達も、この浮世絵は喜んでくれたようで一安心(笑)。
アクシスも、おかげさまで開業1ヶ月、これからも見当がずれないようにしっかり頑張って行きたいと思います。まだいらしていない皆様、是非一度足をお運び下さい。お待ちしてます!